屋台、山車の足まわり、ブレーキ

屋台の最初の頃は木製の車輪で軸は堅木を使い、減速や止まることは人力で行われていたと思います。

今日でも長い歴史を持つ祭りの屋台は、その方式を現在に残しています。

のちに舵取り旋回部を付けることで方向転換を簡単にし、耐久性を持つよう車輪には鋼の輪を巻き、鋼の車軸を使うようになっていきます。

そうなると摩擦力は減り屋台の車速は上がってくるので、整備された道路上では舵取りの動きとブレーキによる危険回避は必須条件になります。

地域の伝統的な神事に使われる大切な屋台だからこそ、安全性には細心の注意を払い祭行して行きたいものです。

2023年12月08日