バーナ チューニング

製品の持っている性能を、最大限に発揮させる。

チューニングにはそのような目的があります。

そのために、メーカーにより製造、木枠梱包されて手元に届く製品(バーナ)を一度取り出し、現場での使用状況に合わせたチューニングをしていきます。

バーナを自社試験炉に取り付け、燃料配管、制御盤への電源接続を終えたら燃焼テストに取り掛かります。

最初は出荷されたままのノーマル状態で着火し、炉への適合状態をみてからメーカー出荷時の燃焼テストデータとの確認作業をします。

そこで問題なければ、性能を上げていくための調整に入っていきます。

年間を通しバーナ本来の持っている性能を、安定して最大限に発揮できるように、着火、低燃焼、高燃焼、切り替え等、各タイミングスピードと外気温(時間帯)を変化させて、燃焼状態を見ていきます。

その場合は燃焼排ガス分析装置と差圧計の数値を参考にして、バーナの覗窓から炎の状態を常に確認しながらの、経験に基づいたチューニングになります。

そしてバーナメーカーの開発テスト基準値に適合した、

安全で使いやすく、性能を最大限に発揮するオリジナルのチューニングバーナができます。

 

 

 

2020年10月17日