省エネ設計 ファイアーターボバーナFTB
今月は省エネルギー月間ですね。
身近なところでの省エネにCO₂の排出量低減があります。
それは火炉の燃焼効率を上げることです。
そのためには、バーナに本来の目的である『火炉燃焼室内での完全燃焼』をしてもらう必要があります。
1.燃焼のための空気が安定して供給されること(燃焼量と吸入空気量のバランス維持)
2.その空気と燃料の混合が良好で安定していること(ディフューザスリットの旋回流維持)
3.ノズルチップの摩耗がなく噴霧が良いこと(スプレー角度、スプレーパターンの維持)
4.火炉燃焼室内を燃料の着火温度以上に保てること(完全燃焼の継続、維持)
最低限、これらを満たしていることが大切です。
そしてバーナの適正な空気比(排ガスO₂濃度)を維持していけることが、火炉の燃焼効率を上げることになります。

