ついたち省エネニュース
雨と蒸し暑さの中、三茶本当にお疲れ様です。
また、ファイアーターボバーナをお使いのほとんどの方々に性能の良さを実感していただけるようになり感謝申し上げます。
今回は発熱量と燃焼温度のことです。
乾燥で広く使われている重油には、元素成分に炭素(C)が約85%ほど含まれています。
この主成分の炭素が燃えて発生する熱量は、バランスのとれた完全燃焼の場合
C(炭素)✙ O₂(十分な空気中の酸素)=CO₂(炭酸ガス)+約8100KCal となり
炭素1kgに対して8100キロカロリー程の熱が出ます。
しかし何らかの理由で空気が足りなくなり不完全燃焼になると
C(炭素)+ 1/2O₂(不足する空気中の酸素)=CO(一酸化炭素)+約2435KCal
発生する熱量は 1/3以下になってしまいます。
空気をしっかり送り込めているかが発熱量の差に現れます。
いままでのバーナで、高温で燃えているのに熱風温度が上がっていかない、時間がかかるという経験はないですか?
発熱量がこのように下がるとバーナの燃焼温度が400℃以上も低下するのです。
早めに省エネ対策を進めていかないと、これからはランニングコストの面で不利になります。