温度の上がりが早い
燃料消費量の削減はどのように考えていったらいいのでしょうか。
省エネ対策として重要になります。
削減率をパーセント表記されていることがありますが、少し分かりにくい所があります。
乾燥工程に使われる熱風発生機の場合、バーナ着火から使いたい設定温度までの燃焼時間、その設定温度を維持するための燃焼時間が短くなることが、燃料の削減を考える上で分かりやすく、使い易い目安になると思います。
燃焼時間が短くなる=燃料消費量が少なくなる(但し燃焼量は同じかそれ以下とする)で見てみますと、
同じ風量で燃焼時間を短くするには熱風発生機の効率が良くて温度の上がりが早いことが必要です。
省エネ対策として熱風温度の上がりが早いことは、様々な状況に左右されることのない判断基準となります。