熱交換器の煙管にツイストプレートを入れるのは何故?
ズバリ、それは効率をとても良くする為なんですね。
熱交換は、沢山ある煙管に効率を依存していることが大です。
つまりその煙管に100%の力を発揮してもらいましょうということなんです。
煙管の中にツイストプレート(排ガスに直接触れるためステンレス製が望ましい)を挿入することで、
今までただ真っ直ぐに通り過ぎてしまっていた燃焼ガスを、かき混ぜて温度分布を均一にし、
さらに通過時間も長くすることができるようになります。他にも良い事がたくさん有りますが主な2つはこれです。
これにより、高い熱量を持ったまま煙突に抜けてしまっていた燃焼ガスを、
有効活用し燃費を大幅に上げることができるのです。
ただ注意点としては燃焼状態が一定しないようなバーナーですと、
逆に煙管がすすで詰まってしまうというような事にもなりかねませんので、充分お気を付けください。
そして正しい方法で使われる中で、煙管1本1本にツイストプレートを挿入することにより、
燃料消費量を減らし温室効果ガス削減に貢献していくことが可能になっていきます。