エアーフィルターは必要?
ホコリ対策に適応しているバーナーの場合、吸気口に取り付けるエアーフィルターは基本的に不要です。
熱風発生機は間接加熱方式のため、燃焼ガスが直接被乾燥物と接触する直火方式と違い、燃焼ガスは煙突から外へ排出されるので、バーナーで吸われたホコリやニオイが製品に混入するという心配はありません。
エアーフィルターはホコリによるバーナーの性能低下を防ぐのが目的であり、
影響がなければ無いほうが燃焼は継続的に安定します。
ホコリの多い場所でエアーフィルターを使用すると瞬く間に詰まってしまい、以前のブログ(エアーフィルターのはなし)で書きましたが、燃焼空気量の波が起こり必要な空気比の維持ができなくなります。
バーナー吸気口に異物混入の防止カバーは必要ですが、エアーフィルターなど空気量減少の原因になるものは無くすように設計されたバーナーを使用することで、ススが少なくなり省エネにも繋がります。