効率を上げる

熱風発生機の効率を上げるには、数が多い煙管の伝熱を良くすることが必要と考えています。

効率を上げていく方法として以前から採用していることは、捻りを加えた煙管径のツイストプレートをすべての煙管内に挿入することです。

煙管内で燃焼ガスがトルネード旋回流を起こすことで、高い熱伝達率を得ることを目的としています。

以前、ピッチャーとして大リーグでも活躍した野茂英雄さんは、球速を上げるために独特のトルネード投法を完成しましたが、

燃焼ガスのトルネードは、煙管内のガスを攪拌して内部の温度及び速度を均一化し、多くの熱を管の表面に伝達します。

それは、煙管を高速で通過してしまう重油の燃焼ガスの放熱を、効率良く取出し利用していくことになります。

 

 

2021年08月03日