バーナと火炉(熱風発生機)
バーナと火炉は、とても密接な関係で結ばれています。
通常ガンタイプバーナ(以下バーナ)と呼ばれるものは火炉の燃焼室内において、
常に一定量の空気が供給されて火炎温度が維持される状態でなければ完全燃焼することは出来ません。
外で燃すのは着火テストの時くらいです。
火炉の場合ハゴ社製のバーナノズルにこだわるのも理由があります。
一方で火炉は燃焼室内でバーナが完全燃焼してくれないと、
火炉の性能は高くてもススが堆積していき上手く熱交換が出来ません。
このようにバーナと火炉は互いに支えあって、
それぞれの性能をバーナの完全燃焼という形で最大限発揮します。
この組み合わせで、火炉に取り付けられた バーナの性能が高い場合は火炉の性能を活かすこともでき、
バーナと火炉の良好な関係を保つことができるようになります。
過去に東亜熱研のZバーナが高性能バーナとして広く普及したことは記憶に新しいことと思いますが、
今は使いやすく性能進化したファイアーターボ(エフバーナ)が後継機種としての役割を担っています。
火炉の性能向上には欠かせないアイテムです。