CO₂を削減するために
世界が求めるCO₂削減に向けての取り組みが、製茶機械(荒茶機)に使用する熱風発生機にも必要になってきました。
CO₂削減=燃料消費量を減らすことですが、燃焼量を少なくしてしまうと荒茶の品質に影響します。
火力は変えずに時間を短くすることで、解決の糸口が見えてきます。
熱風発生機の効率とバーナーの燃えている時間の関係から分かり易く見てみると、
1・熱風発生機の着火から必要な設定温度に到達するまでのバーナーの燃焼時間
2・設定温度を維持して緑茶を製造していくためのバーナーの燃焼時間(消費量の多い高燃焼)
このふたつが短かくなると燃料消費が減り、CO₂の削減になります。
そのためにも、バーナーの燃焼排ガス分析を行い、適正な空気比の管理や煙管ススの減少が必要です。